美白成分 ビタミンC誘導体
投稿日:2014.12.29
昨日はビタミンCについてお話しをしましたが、
スキンケア商品にはビタミンC誘導体配合」と謳っているものもありますよね。
では『ビタミンC誘導体』とはどういうものなのでしょうか。
ビタミンCなの?違うものなの?と思われている方もいらっしゃるかもしれませんので
今日はビタミンC誘導体についてまとめていきますね。
ビタミンC誘導体とは、ビタミンCのアスコルビン酸に、別の物質を結合させることによってできるもので、
肌に吸収されてからメラニン色素に近い距離で酵素反応によってビタミンCに変化します。
ビタミンCを誘導体化することによって安定性を高めたり、肌への吸収率向上のメリットがあります。
簡単に表現すると「ビタミンCを進化させたもの」という感じでしょうか。
肌にはバリアゾーンによる防御・保護作用がありますが、
ビタミンC誘導体は水溶性の物質を弾く性質のある肌に浸透しやすいようしてあるんです。
水溶性と脂溶性がありますが、種類や配合の仕方によって効果や使い心地は違ってきます。
ローションや美容液には水溶性の物、ジェルやクリームには脂溶性の物というように
スキンケア商品の種類によっても使い分けられています。
ビタミンCの効果を最大限に活かすよう、弱点(浸透性が弱い、酸化しやすいなど)を
解決するために生み出されたビタミンC誘導体。
現在も研究・開発が進んでいますのでこれからも楽しみな成分です。
みなさんも肌にあったスキンケア商品で透明感のある美しい肌を手に入れて下さいね。