投稿日:2015.03.02
『エーデルワイスエキス』とは、スイスの高山植物として有名なエーデルワイスから抽出したエキスです。
エーデルワイスは「アルプスの女王」とも呼ばれています。
石灰岩だらけの場所で強い紫外線照射、気圧の低さ、昼間と夜間の温度差や湿度変化にも耐えながら、
とても小さくて雪をかぶったような可愛らしい花を咲かせています。
その自然の力を人にも取り入れようと、エーデルワイスは古来から皮膚作用以外の伝統医療でも使われています。
スキンケア商品に配合されている目的は次のとおりになります。
【抗酸化作用】
クロロゲン酸、タンニン、ビサボラン誘導体などを含み、肌老化の原因となる酸化を防ぐ高い抗酸化力をもち、
シワ・たるみを防ぎます。抗酸化力は「ビタミンCのおよそ2倍」ともいわれています。
【チロシナーゼ抑制】
シミ・そばかすなどの色素沈着の原因となる「チロシナーゼ」といわれる酵素が
黒色メラニンを作り出しますが、このお肌の大敵「チロシナーゼ」を抑制する働きがあります。
【細胞の保護作用】
コラーゲンやヒアルロン酸を分解する酵素を抑制し、肌細胞を保護します。
また、血管を保護するタンニンやフラボノイドの含有が多いのが特長です。
【消炎作用・抗菌作用】
肌荒れの炎症を抑え、炎症の原因となる菌を抑えます。
また、角質層内部で水分や天然保湿因子(NMF)を抱え込む働きが強いと言われていますので
以上のことから、スキンケア商品ではアンチエイジング・ホワイトニング効果に優れた成分として用いられます。
『エーデルワイスエキス』は、肌老化の原因のお肌の錆びを防ぎ、
ハリとツヤをもたらすエイジングケアのとても強い味方で、
いきいきとした美肌に導く優れた美容成分です。
投稿日:2015.02.27
モロヘイヤは「野菜の王様」のひとつとして、エジプトで古くから食べられている緑黄色野菜です。
エジプト王家の野菜を意味する「ムルヘーヤ」とか「ムルキーヤ」と呼ばれていたことから、
日本に導入する際にモロヘイヤと呼称されるようになりました。
日本でも健康野菜への関心が高まるとともに注目されるようになりましたね。
モロヘイヤにはビタミン、ミネラル、そのほか第6番目の栄養素ともいわれている
食物繊維も豊富に含まれています。
スキンケア商品にはモロヘイヤから抽出した『モロヘイヤエキス』が配合されていますが、
とても保湿に優れた成分です。
洗顔料、化粧水、乳液、ファンデーション、石鹸、シャンプー、リンスなどに配合することにより、
しっとりとして、いきいきとしたつやのある素肌や髪に仕上げてくれます。
また、モロヘイヤ抽出物にはメラニン生成を抑制する作用を示すことも知られています。
このことから美白効果を期待して、美白スキンケアにも含まれているものがあります。
乾燥しはじめてからではなく、乾燥しないようにするためにも良い成分なんですよ。
投稿日:2015.02.26
黒糖が体に良いことは広く知られていますが、肌にも良いのはご存知でしょうか。
黒砂糖はミネラル分が豊富で昔から美肌効果があると言われていましたが、
そのままですとべたべたした感じやざらざらした感じが残りやすいものです。
『黒砂糖エキス』はサトウキビから得られる成分で、
黒砂糖の着色成分を分離、濃縮して得られるエキスです。
着色成分を分離し、結晶成分を取り除くことでべたつき・ざらつきが出ないようにしています。
『黒砂糖エキス』の主な美肌効果としては、高い保湿力。
しっとりもちもちとうるおいのある肌をつくるために、
洗顔石ケンや化粧水・美容液・乳液などさまざまなスキンケア商品に使用されています。
これからの時期の乾燥肌にはもちろん、
いつも肌が乾燥していて困っている、という方にもオススメです。
また、抗アトピー作用やシミ・ソバカスの原因となるメラニンの生成を抑制する作用もあるといわれています。
保湿成分もいろいろな種類がありますので、
ぜひご自分の肌に合ったものを選んでくださいね。
投稿日:2015.02.19
『グリチルリチン酸ジカリウム』は甘草(カンゾウ)の根や茎から抽出生成された成分で、
スキンケア商品の有効成分などとして使われています。
グリチルリチン酸2K、グリチルリチン酸K2、グリチノンK2とも表記されています。
この成分の特徴は、高い抗炎症作用、抗アレルギー作用をもっていることで
解毒作用、抗潰瘍作用があるため、
医療では急性や慢性の皮膚炎に使われています。
肌荒れやニキビの炎症を抑える効果があり
スキンケア商品ででも多くのものに使われていますね。
環境の変化や温度や湿度などから肌は荒れやすくなります。
敏感肌は角層が乱れることで水分が蒸発しやすく外部からの刺激も
受けやすくなっています。
肌を保湿しながら炎症を起こりにくくすることで
肌荒れしにくい健康な肌へと導きます。
投稿日:2015.02.18
スキンケアオイルでよく目にする『スクワラン』。
今回はスクワランについてまとめていきますね。
スクワランは代表的なオイルで、肌の柔軟性を保ちます。
高級化粧品には欠かせない保湿成分です。
スクワランは、深海鮫の肝臓から採れる肝油の主成分=スクワレンに、
水素を加えて安定させたものです。化粧品などの原料として使用されているのは、このスクワランです。
植物性スクワランというものもあり、オリーブ油、コーン油、ベニバナ油などの植物成分や
動物、鳥、魚肉にも微量ながら含まれていて、私たちは食事から摂取することもできます。
「植物性スクワラン」は、これらの植物(オリーブが一般的)から採られています。
じつはこのスクワラン、私たちの体内でも作られていることはご存知でしょうか。
ほとんどは皮脂の中に存在し、汗の水分と混ざりあい、
天然のクリームといわれる皮脂膜となっています
皮脂膜は乾燥や外的刺激(紫外線など)から肌を守ってくれる大切なのもです。
コラーゲンは25歳くらいから減ってくるといわれていますが、
スクワランの分泌量も25歳くらいから急激に減ると言われています。
スクワランが不足すると肌のバランスが崩れ、
乾燥や肌荒れといった肌トラブルの原因になってくるんです。
年令と共に足りなくなる美肌成分は
スキンケア商品で補いたいものですね。
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