アルガンオイルについて
投稿日:2015.04.03
『アルガンオイル』は食用や怪我の治療、
美容や肌の保護など幅広く使われている成分です。
ヘアオイルなどで人気のあるモロッカンオイルはアルガンオイルを原料としています。
成分表記名は「アルガニアスピノサ核油」。
アカテツ科の植物アルガンの木の実から抽出される脂肪油です。
アルガン(アルガンツリー)はモロッコの南西部にしか生息しない貴重な木で、
アルガンの木の実は「人生の実」「奇跡の実」とも呼ばれ、
そのオイルであるアルガンオイルは「モロッコの宝石」とも呼ばれ重宝されています。
モロッコでは古くから食用のほかに、火傷などに塗布する治療薬としても用いられてきました。
アルガンオイルは必須脂肪酸量を多く含み、抗酸化作用のあるフィトステロール
(トコフェロールとポリフェノールで形成される物質)を豊富に含みます。
オリーブオイルの約2~3倍多くビタミンE(トコフェロール)が含まれていて、
肌の酸化を抑え、老化予防にも高い効果があると考えられています。
また、アルガンオイルにはオレイン酸が、約50%も含まれています。
オレイン酸は、シミ・しわの原因となる紫外線を予防する働きもありますので
日焼けによるシミ・ソバカスを防ぎ、透明感のある肌に整えてくれます。
肌にたっぷりの潤いを与えるので、特に乾燥肌やシワ対策に優れた効果を発揮してくれる成分です。